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こんにちは、メッドスターです。
最近私共で危惧している問題が一つあります。それは、『働き方改革』『健康経営』の必要性をいくら説いていても、
『働き方改革を導入してなんとかなる業務量の企業』しか導入することが出来ず、本当に『働き方改革』が必要な企業は依然として激務なままでいる、ということです。
そこで、今回は『激務の業界での働き方改革/健康経営』ということでお送りします。
先日、Twitterでこんなツイートを見かけました。
ー『世間の「働き方改革」は魅力的に見えますね。健康経営、多様な働き方、魅力ある職場作り…我々建設業はそんなレベルではありません。朝8:00〜夕方17:00まで現場で働き、事務所に戻ってから事務仕事を常に2〜3時間。土曜日も祝日も…夜勤もあります。課題が多すぎます!』ー
こう言った、建設業等、激務の業界においては、単に『業務時間の短縮』ということでは働き方改革が成り立ちません。業務量もそれでは追いつきませんし、求められるクオリティが満たされる仕事が出来ないからです(日本の基準値が高いことも原因の一部でしょう)。
これを改善するには、ITを導入し、業務を効率化するという案があります。特に建設業界では、依然として紙ベースで仕事をしている企業もあります。一方で、リーディング企業と呼ばれる企業では、続々とiPad等携帯端末を利用した業務効率化が進められています。
しかし、これも企業によっては『今までのやり方』を変えることに拒否反応があり、思うように導入が進んでいない、というのが現状かと思います。他にも、Web会議ツールを活用して会議の為の移動コストを削減すると言った様な手段はあります。
ですが、ここで問題となってくるのは、働き方改革の手段の良し悪しではなく、『現状のあり方はまずい』『今までのやり方ではいずれ立ち行かなくなる』と言った、現状に対する経営陣の問題意識が『肌感』として足りないことです。
『働き方改革をしないとまずいらしい』というおぼろげな危機感が『このままでは企業が成り立たなくなる』というところまで進化しなければ、変革をしない企業様もいるかもしれません。
しかしそれでは、既に手遅れになってしまう企業様も出てきてしまうかもしれません。そう言った企業様を1社でも多く救う為にも、こう言った情報発信を続けて参りたいと思います。