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日本の企業に勤めていれば、年に1回必ず受ける健康診断。近年の医療DXの流れもあり、健康診断業務もクラウドサービス化が進んでいます。
また、コロナ禍によるテレワークの普及により、自宅にいる社員の健康管理を行う上でも健診クラウドサービスは適したサービスとなっています。
今回は健診クラウドを導入するメリットを、医療機関・企業・社員の3つの視点からご紹介します。
これまでは、健康診断の結果や同封する書類を印刷し郵送していました。しかし、健診クラウドは健康診断結果をデータで送信するため、書類の印刷代・封筒代・郵送代のコストを削減することができます。
また、印刷・封入・発送業務が不要になるため、医療事務の負担軽減ができ、業務の効率化が可能です。
受診者への健康診断案内はメールで通知することで、印刷代などがかからず、低コストで受診率を向上することができます。
労働基準監督署に提出する「健康診断結果報告」は、作成するのに手間がかかります。健診クラウドでは、報告書の有所見者数や医師の指示人数がボタンを押すだけで自動集計され簡単に書類作成ができるため、人事担当者や産業医の業務効率がアップします。
さらに、クラウドで健診結果を管理することで、健診結果票の保管スペースが不要となり、限られたスペースの有効活用も可能です。
テレワークでの健康診断結果の管理や、産業医による健康診断結果の確認も遠隔でできるようになります。そのため、異常のあった社員の健康上の問題点を把握し、メールで生活指導や精密検査の受診勧奨ができ、健康経営への活用も可能です。
健康診断結果をデータ管理することで紛失や破損の心配がなく、いつでも・どこでも健康診断結果を見ることができます。
病院で医師に過去の健診結果を見せたり、保険の加入時に提示したりと、さまざまな場面で活用できるようになります。 また、過去の検査結果をグラフで表示し、健康状態のトレンドを簡単に把握することも可能です。
健診クラウドを導入することのメリットをさまざまな視点からご紹介しました。
健康経営を適切に行っていくことは、社員の健康を守り、離職率低下や社員の生産性向上につながります。
将来的な展開を見据え、この機会にぜひ導入をご検討ください。