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2021年5月25日モバドク

健康管理におけるPHRの活用術

PHRとは?


PHR(Personal Health Record)とは、個人の健康や身体の情報など、医療や介護に関するものを記録したデータのことです。これまで病院やクリニック、薬局ごとに保管していた医療データを自分の手元で管理し、1ヵ所に集約する動きが注目されています。

どんな内容を記入するの?


過去の病気(既往歴)やこれまで受けてきた医療機関の治療歴、アレルギー情報、健康診断での血液検査や尿検査などが挙げられます。

また、日常的に測定する脈拍・体温・血圧などのバイタルデータや体重も統合して管理します。

PHR活用のメリット


PHRを活用することによって、日々のバイタルデータから日常生活の状況把握ができるようになり、限られた診察時間の中で医師が患者さんに合った治療を提供しやすくなります。

事前に入力した問診表や検査結果などと合わせて総合的に判断し、治療の継続か、変更をするか、適切な治療判断がしやすくなります。

これまでの健康状態のデータがあるからこそ、検査結果の異常をすぐに察知することができ、病気の早期発見にもつながります。

新型コロナウイルス感染症の流行によってオンライン診療や電話再診が増加していますが、対面の診察だけでなく、オンライン診療でもPHRを組み合わせることでスムーズに診察が行えるようになります。

また、患者さんご本人が毎日バイタルデータや身体データを記録し、適宜その記録を見直すことによって、ご自身での健康管理を意識付けしやすくなります。

まとめ


PHRで個人の医療データを一元化することにより、たくさんのメリットが生まれます。

限られた診察時間を有効活用でき、スムーズに診察が可能となります。

PHRで医療機関と患者さんが繋がることによって、患者さんは「何かあったら先生に診てもらえる」という安心感が生まれ、また、医療機関側は患者さんの日常の状況を確認することで、的確な診察が可能となり、患者さんと信頼関係が構築しやすくなります。

当社のモバドクは、カラダデータでPHRの管理ができますので、ぜひ導入をご検討ください。

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