医療業界でクラウドサービスを使うメリット(前編)

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医療業界でクラウドサービスを使うメリット(前編)

そもそもクラウドとは?


「クラウド」とは、インターネットを経由して時間や場所にとらわれず、大量のシステムやデータベースを必要に応じて利用できる仕組みです。

世界中に存在しているたくさんのコンピューター資源がネットワークでつながっており、さまざまな場所から同じファイルを編集することができます。

インターネット上で完結できるため、端末に依存する必要がなくなり、パソコンやスマートフォン、タブレット端末など複数のデバイスから同じアカウントでサービスを利用できます。

医療におけるクラウド化は広がりを見せています。これまでは、病院などの施設内にサーバーを設置し、内部でしかデータを閲覧できませんでした。しかし、クラウドを活用すると外部のサーバーにデータや情報を保管し、病院や機関だけでなく他の場所でも必要な情報を閲覧・利用できます。例えば、災害時に病院が壊れて診療不可になっても、別の場所でクラウド上のカルテを確認し、適切な診療ができるようになります。

医療サービスの効率化や地域連携に課題


医療クラウドを含め、日本の医療現場は、医療器具、機器のコンピューター化、電子カルテ化など、医療分野の IT 活用は進んでいるように見えます。

しかし、こういったIT 活用は、医療機関ごとに独立したシステムやフォーマットで利用されていることが多く、病院間での連携はしにくい状況です。

その理由として、「医療機関=傷病などの個人情報を扱う機関」ということが挙げられます。異なる機関と情報を共有した場合、セキュリティ対策の弱い機関から情報漏えいする危険性があるからです。

諸外国のように、適切なセキュリティ管理をした上で、医療データの共有化、システム統合化をすれば、各種の医療連携が可能になります。疾病予防や治療効果の向上、感染症対策、医療事故防止、新薬開発など、さまざまな恩恵が得られます。

医療クラウドのガイドライン


2005年に厚生労働省が最初の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を発表し、クラウドサービスを利用する上で遵守するべき安全管理対策を義務付けました。その後、総務省、経済産業省が加わり、「3省4ガイドライン」「3省3ガイドライン」として機能する形になりました。

その後、ガイドラインの統合・改定が行われ、2020年8月からは、以下の「3省2ガイドライン」となっています。

  • 厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.1版」1)
  • 総務省・経済産業省「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン(第1版)」2)

後半では、医療クラウドを使うメリットや、クラウドサービス導入例についてご紹介していきます。

<参考文献>

  1. 厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.1版」

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275.html

  • 総務省・経済産業省「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン(第1版)」

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu18_02000001_00004.html

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