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2021年11月7日ブログ

AI受診相談でできることとは

AI受診相談が開発された背景


誰もが、インターネットで情報を簡単に調べられるようになった現代。それでも、医療に関する適切な判断は難しいものです。

医療機関を受診するタイミングを逃し重症化してしまうことや、軽い症状でも救急車を呼んでしまったり大病院にかかったりしてしまうことは、現代医療の課題となっています。

そこで、開発されたのが「ユビーAI受診相談 」です。

適切なタイミングで、適切な医療機関を受診できるような支援サービスは、2020年5月に無償提供が開始され、2021年10月現在は月間300万人が利用しています。

AI受診相談でできること

関連性のある病名が調べられる


「気になる症状は?」「いつから?」「痛いところはどこ?」など、20問ほどの質問に答えると、症状と関連のある病名を提示してくれます。各種診療ガイドラインや診療指針や、約5万件の国内外の医学論文、約3500種類の質問データ、医師によるリアルタイムの臨床診断データをもとにAIが解析を行います。このAIは、50人を超える様々な専門科の現役医師が監修し、実際の医療現場でも利用されているもので、1100以上の疾病に対応しています。

適切な受診先を紹介してもらえる


先ほどの問診から、適切な診療科、位置情報に応じたかかりつけ医をはじめとした地域の医療機関を簡単に調べることができます。

緊急性の高い「必要な受診」か判断してくれる


「頭痛がひどい」と感じる場合でも、原因がくも膜下出血か偏頭痛かによって緊急性が異なります。くも膜下出血のような深刻な病気ですと、受診控えをして様子を見ているうちに亡くなってしまう場合もあります。

そんなとき、ユビーは質問からAIが判断し、すぐに救急車を呼んだ方がいいか、翌日に近隣の医療機関を受診すればいいかの提案が可能です。必要に応じて#7119等の救急車対応や厚生労働省等の公的な電話相談窓口も案内してくれます。

まとめ


必要な通院かどうかの判断がつかないことは、患者さんご本人のストレスになるだけでなく、本来は受診する必要のない人のコンビニ受診によって、医療現場を圧迫してきました。

この「ユビーAI受診相談 」を上手に利用して、ご自分の健康と医療現場を守ることで、多くの命が救われるかもしれません。

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